兵庫 神戸 / 松竹座 / 1939年 2月16日
昭和十四年二月十六日発行
発行所 神戸湊川 松竹座
発行兼編輯人 大矢重信
印刷所 永井日英堂印刷所
神戸湊川新開地 松竹座
松竹座ニュース 7
上映作品
今週の映画
二月十六日より
廿一日迄六日間
『望郷（ペペルモコ）』
Pépé le Moko
（FR、1937年、Julien Duvivier監督）
※梗概記載
『子供の四季 秋冬の巻』後篇
（松竹、1939年、清水宏監督）
※「松竹大船映画」
※「都新聞連載」
※梗概記載
予告作品
陽春を期し大公開
『マルコポーロ』
The Adventures of Marco Polo [?]
（US、1938年、Archie Mayo、
John Cromwell監督）[?]
※「ユナイト・サミュエル
ゴールドウィン映画」
次週二十二日公開
『最後のギャング』表紙
The Last Gangster
（US、1937年、Edward Ludwig監督）
※監督表記：エドワード・ルドウィッヒ
※「エドワード・G・ロビンソン主演」
※「ジェームス・スチアート
ライオネル・スタンダール
ローズ・ストランダー助演」
※「MGMメトロ超大作」
※表紙（ローズ・ストラッドナー）
『海の若人』
Navy Blue and Gold
（US、1937年、Sam Wood監督）
※監督表記：サム・ウッド
※「ジェームス・スチュアート
ロバート・ヤング
ライオネル・バリモア
フローレンス・ライス共演」
※「MGMメトロ映画」
愈々三月一日公開
『シカゴ』
In Old Chicago
（US、1938年、Henry King監督）
※監督表記：ヘンリイ・キング
※「タイロン・パワー
アリス・フェイ
ドン・アメチー主演」
※「ダリル・F・ザナック企画製作」
※「廿世紀フォックス巨豪篇」
※記事掲載
近日大公開
『素晴らしき休日』
Holiday
（US、1938年、George Cukor監督）
※監督表記：ジョーヂ・キューカー
※「カザリン・ヘップバーン
ケーリイ・グラント主演」
※「コロムビア映画超特作」
『響け凱歌』
A Yank at Oxford
（UK、1938年、Jack Conway監督）
※「ロバート・テイラー主演」
※「モーリン・オサバリン
ライオネル・バリモア助演」
※「MGMメトロ超特作」
春の新映画
『カメラマンの世界』
Too Hot to Handle [?]
（US、1938年、Jack Conway監督）
※『地球を駆ける男』(1938)か?
『グレイト・ワルツ』
The Great Waltz
（US、1938年、Julien Duvivier、
Victor Fleming、Josef von Sternberg監督）
※監督表記：デュヴィヴィエ
『我が家の楽園』
You Can't Take It with You
（US、1938年、Frank Capra監督）
※監督表記：キャプラ
『ロビンフッドの冒険』
The Adventures of Robin Hood
（US、1938年、Michael Curtiz、
William Keighley監督）
『大ターザン』
Tarzan's Revenge
（US、1938年、D. Ross Lederman監督）
音楽
コロムビアレコード
１流行歌（三〇一〇〇）
「われを呼ぶ春」二葉あき子
「雪の丘越え」伊藤久男
２抒情歌（三〇一二三）
「誰も知らない」ミス・コロムビア
「あの日あの頃」松平晃
３流行歌（JX九〇）
「泣くのはおよ／アコーディオン親爺」
メルセデス・シモネ
４管弦楽（JX八二）
「大公妃／トリッチ・トラッチ」
レイモンド管弦楽団
他館上映作品
神戸松竹系各座御案内
松竹劇場（二月十一日より）
大阪文楽座引越興行
聚落館（二月十五日より）
『南風』
（松竹、1939年、渋谷実監督）
相生座（二月十五日より）
『紅痕』
（新興、1939年、久松静児監督）
『中将姫』
（新興、1939年、野淵昶監督）
八千代劇場（二月十五日より）
『中将姫』
「文化映画」
「ニュース」
記事
「「シカゴ」のみが持つ未曾有の
スペクタクルがザナックの企画欲を
刺激してこの虚篇となった！」
※『シカゴ』について
記載事項
「神戸バス連絡券」
※松竹座入場券つき神戸バス
往復乗車券のお知らせ
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